原付バイクのヘルメットはどのようなものをかぶったらいいのでしょうか?かぶる義務はわかりますが、規定のものはあるのでしょうか?
原付バイクのヘルメットでおすすめなものとは?
大型バイクや中型バイクに比べて、選びやすい原付バイクのヘルメットですが道路を運転することやほぼ生身なのは同じです。かっこよさもいいですが安全面もお忘れなく!
ヘルメットは義務!原付バイクに乗る時
原付バイクの免許取得後に実際に原付バイクを購入すると普段の買い物や友人とのお出かけ、通勤や通学など様々な場面で乗る機会があると思います。
そんな日常の生活に欠かせなくなる原付バイクですが基本的に原付バイクに乗って走行する際には基本的にヘルメットの着用をしなければいけません。
ヘルメットをかぶる理由が2つ
法律で定められているから
日本という国では原付バイクに乗って道路を走行する場合にはヘルメットを着用しなければいけないという法律が定められています。
万が一法律を守らないようなことがあればそれは取り締まりの対象となり罰金等の罰則を受けることになります。
リスクが伴うから
原付バイクなどの一定のスピードが出る乗り物を運転する上では必ずリスクが伴います。
原付バイクは排気量が少ないため出せるスピードに制限はありますが、いくら制限のある原付バイクでも50~60km程度のスピードで走行していれば事故が起きた時の反動も大きくなってしまいます。
状況によっては命を落とすような大きな事故に繋がるようなケースも考えられるのです。
交通ルールを守るのはもちろんのこと自分の身を守る上でも重要な役割になるヘルメットは忘れずに着用するようにしましょう。
原付バイクもヘルメットをする義務があるけれど選び方とは
原付バイクを運転する際の「ヘルメットの装着義務」ですが、ヘルメットを選ぶ際には「一定の基準」をクリアしたものを選らばなければいけません。
では実際にはどのような基準があるのか?見ていきましょう。
原付バイクのヘルメットの基準
主な基準は以下の2つ。
- 「運転をする際に支障をきたさないもの」
- 「安全性がしっかりと確保されているもの」
基本的にはこの2つの基準をクリアしているものであれば問題ないのですが、基準を細かく分けると、顎を固定する紐が付いていることや2kg以上の重さがあることなどが定められています。
どんなものでもいい?原付バイクのヘルメットについて
原付バイクのヘルメットには様々なものがあります。
基本的には法律で定められている一定の条件を満たしているものであればどのようなものでも問題ありませんので、ヘルメットの価格を抑えたいのであれば半ヘルを選ぶのもひとつの選択肢ですし、安全性を重視するのであれば全ヘルを選んでも良いでしょう。
ヘルメットは万が一の時に命を守る重要な役割を果たす
万が一事故に遭ったときにヘルメットが自分の命を守ることができなければ意味がないのです。
原付バイクという常に危険が伴い事故と密接な関係にある乗り物だからこそ安全面は重視した方が良いでしょう。
しかし、前述したようにヘルメットは法律で定められている一定の条件を満たしているものであれば問題なく中には半ヘルでもOKな場合がありますので、自分が考えている予算などとよく相談して決めるようにしましょう。
原付バイクのヘルメットはフルフェイスが義務ではないけれど
原付バイクのヘルメットは主に2つの種類に分かれます。
「フルフェイスタイプ」のヘルメット
頭と顔全体を覆うフルフェイスタイプはとにかく安全性が高いのが特徴です。
万が一、転倒や事故を起こした際にも、怪我の程度を最低限におさえることができます。また、排気量の多いバイクに乗っている場合にはそれなりにスピードも出てしまうことから、一般的なバイクに乗る際にはこのタイプを選ぶ方が多いようです。
もちろんフルフェイスタイプと比較すると安全性は劣ってしまいますが、その分ガッチリと固定されることがないため、窮屈感無くヘルメットを着用することができます。
「ハーフタイプ」のヘルメット
上記でもご紹介したように、ハーフタイプは保護できる範囲が限られています。
保護できる範囲が少ないということは、事故等の際に身に危険が及ぶリスクが高まるということです。
原付バイクのヘルメットもきちんとサイズを合わせて購入しましょう
原付バイクのヘルメットの購入時はサイズが合っているかをしっかりと確認した上で購入しなければいけません。
実際のサイズの測り方の手順は3つ。
- まずは大体の大きさのヘルメットを被ります。
- 次に頭を少し強めに横に数回動かしてみます。
- ヘルメットが動くか確認します。
頭を動かしたときにヘルメットも一緒に動いてしまうのであれば、そのヘルメットの大きさは合っていないということになります。
また、ヘルメットはバイクに乗って走行している間はずっと付けているものになりますから、締め付けられるような窮屈感を感じるようなものもNGです。
もし、初めてのヘルメットの購入で不安を感じる場合には、お店のスタッフさんに見てもらうと良いでしょう。
よく考えて自分に合うヘルメットを選ぶようにして下さいね。