水垢の車用シャンプーを使って落とす!選び方や注意点を紹介

最終更新日:2019/12/29

車のボディに付いた水垢を落とすには、車専用のシャンプーを使うのが安心です。
しかし、車専用のシャンプーによって車の傷の原因になることもあるので、シャンプー選びには気をつけなければなりません。

そこで、車のボディの水垢の落とし方について、シャンプーの使い方や選び方、車用シャンプーを使って水垢を落とすときの注意点などお伝えしていきましょう。

キレイに水垢を落とした後はこまめなメンテナンスも大切です。
ぜひ参考に水垢がつくのを防ぐ方法も試してみてください。

車のボディの水垢を落とすには専用シャンプーでの洗車がおすすめ

なかなか時間が無くて雨上がりに洗車ができなかったりすると、水がいつも同じ場所流れてしまうので嫌な筋のような水垢が付いてしまうことがあり、気付いたときはガッカリしてしまいますよね。

無理に落とそうとゴシゴシこすってしまうと傷が付いてしまうので、車のボディーに付いてしまった頑固な水垢は、カーシャンプーを使って優しくきれいに落としてあげましょう。

  1. はじめに車全体を水洗いし、ほこりや砂を洗い流します
    砂などが付いたままスポンジでこすってしまうと傷のもとになってしまうので、できるだけ水で落としてしまいましょう。
  2. カーシャンプーをしっかり泡立てながら薄め、スポンジで優しく洗います。
    しっかり泡立てることで、汚れを浮かせて落としやすくします。
  3. カーシャンプーを水でよく流します。
    カーシャンプーが残っていると水垢の原因になるので、しっかりと洗い流しましょう。
  4. 車に小傷が付かないように柔らかいクロスで拭き上げます。
    水分が残ると水垢が付く原因になるので吸水の良いクロスを選びましょう。
  5. 最後にワックスやコーティング剤を塗って車にツヤを出し、汚れをつきにくくします。

車の水垢落としのためのシャンプーの選び方

カー用品店やホームセンターのカーシャンプーコーナーにはたくさんの種類のカーシャンプーが売られていて、さらに水垢落としのシャンプーだけ見ても数種類あり、どの商品を買ったらいいのか悩んでしまいます。

シャンプーは車の色に合わせて販売されている

白い車専用、色の濃い車専用で成分が異なります。

白い車用には研磨剤成分が含まれていることが多いので、黒い車に使ってしまうと小傷が付いてしまいます。
誤って黒い車に使ってしまわないように気を付けましょう。

研磨剤入りのカーシャンプーは、薄く研磨することで頑固な汚れを落とすので、コーティングなどを施工した車には不向きです。
コーティングが薄くなり、劣化を早めてしまいます。

カーシャンプーにはアルカリ性と中性がある

アルカリ性はコーティングを痛めてしまうので「中性」のカーシャンプーを選びましょう。

洗車するときに車のボディーとスポンジの摩擦を減らし、汚れを浮き上がらせて効率的に落としやすくするためにカーシャンプーには界面活性剤が配合されており、効果を発揮させるためにはワックス成分などが配合されていない、中性のシンプルな配合のカーシャンプーを選ぶといいでしょう。

車用シャンプーを使って水垢を落とすときの注意点

ガラスなどの水垢を落とす時に、丸めたアルミホイルやたわしなどの硬いもので削ったりすることがありますが、もちろん車のボディーには厳禁です。
大きな傷を付けてしまいます。

消しゴムやメラミンスポンジでこするのも、車のボディーには厳禁

消しゴムとの摩擦で塗装を傷めてしまったり、メラミンスポンジで傷が付いたり塗装の表面が剥がれてしまいます。

せっかく洗車をしてきれいに水垢を落としても、晴れて暑い日や風の強い日は水が乾いてしまうのが早く、流す前のシャンプーが乾いてシミになってしまったり、拭き上げる前に水が乾いてしまって水垢を付けてしまうことがあります。

できるだけ気温の低い時間に洗車をしましょう。

シャンプーを洗い流すのが不十分で残っているとシミや水垢の原因になってしまうので、隙間までよく水で流しましょう。

車に水垢がつくのを防ぐためにできること

一番の水垢の予防法はこまめに車を洗うことですが、毎日洗うわけにはいきませんし、雨の日には乗らないという事もあまりできません。

少しでも水垢を防ぐためには、可能であれば車庫に入れるなどして雨にさらされないようにしましょう。

こまめな洗車が大切

雨上がりに水洗いをして拭くだけでも水垢の付きにくさが大きく違ってきます。
ワックスやコーティングを施工することで、水や汚れが付きにくくなれば水垢も付きにくくなります。

自分で水垢を落とす自信がないときはプロにお任せもできる

頑固な水垢になってしまうと自分で落としきることは難しく、時間も長時間作業するのが難しい場合やこすり過ぎて傷が付いてしまうこともあるので自分での作業が不安な場合には、料金はかかってしまいますが思い切ってプロに依頼してみましょう。

専用の洗剤や道具を使ってきれいに落としてもらうことができ、ディーラーやコーティング専門の業者、コーティング施工が得意なガソリンスタンドなどに依頼でき、車の車の大きさや依頼するお店によって料金が異なるのでまずは見積もりをしてもらってください。

およその料金

  • ディーラーでは2,000,円~6,000円
  • カー用品店では1,500円~3,000円
  • ガソリンスタンドでは5,000円~15,000円
  • コーティング専門業者では5,000円~15,000円
コーティング専門業者はやや高めですが、専門業者だけあってかなり高いレベルの仕上がりになります。
車にこだわる方や水垢の目立ちやすい濃い色の車には、専門業者をおすすめします。

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