冬のバイク通勤は対策が大切!防寒対策をして安全にバイクを活用

最終更新日:2020/01/01

日頃からバイクで会社に通勤している人の中には、寒い冬にバイク通勤をするときにどんな点に注意をすれば良いのか知りたい人もいるのではないでしょうか。

通勤にバイクを利用すると便利なことも多いため、できれば寒い季節もバイクを利用したいと考えることもあります。

ここでは、冬にバイクで通勤することのメリット・デメリットと、しておきたい対策や注意点についてお伝えします。

通勤でバイクを利用するときは、安全を一番に考えて利用しましょう。

冬の寒い時期にバイク通勤するメリット・デメリット

バイク通勤にはメリットもデメリットもあります。

それは年中通したものでもあれば冬ならではのものもあるので、メリットとデメリットをそれぞれわかりやすく説明していきます。

バイク通勤のメリット

なんといっても身軽さです。車と違って自分の体人ルデでかけているのに近い感覚なので、車なら入れない細い道や渋滞も、車の脇スイスイ抜けていくことができます。

満員電車のようなギュウギュウに人の乗った電車で通勤すると身動きが取れずストレスになりますが、バイクは自分ひとりだけで他社との接触がないためストレスフリーで通勤できます。

また、車なら冬は暖房を入れて車内を温めるのでガソリン代がかかりますが、バイクならその必要がないのでかかる燃料費は本当に移動分だけです。

バイク通勤のデメリット

一番は、寒いことと暑いことです。体は丸出しの状態なので、冬場は当然冷えます。春や秋でも寒く感じるほどなので、冬はしっかり防寒をしないと大変です。

では夏は快適なのかというと夏は夏で暑いのです。日差しと照り返しのアスファルトに照らされた状態で走り続けるため熱を浴び続ける形になる上に、フルフェイスのヘルメットなら風に当たれません。

夏は熱くて冬は寒いのが一番のデメリットです。

また、天候の悪い日には事故に遭いやすいので危険度が高いです。

マンホールや白線など、車ではあまり事故の起こらない場所でもバランスを取って運転するバイクなら事故になる可能性もあるのです。

そのため、天候の悪い日には普段よりも運転中に神経を使い続けなければいけないため、運転中の疲労度はとても高くなります。

冬にバイク通勤するときにしておきたい対策

天候や気温に左右されやすいので、服装はその日その日に合った服装にしましょう。

特に雨の振っている日などは、冷えて手がかじかみやすいです。

手がかじかむと運転の操作ミスが発生しやすくなってしまうため非常に危険です。

バイクに乗るときは全身防寒できる服装を用意しましょう。雨に火の防水グでも、寒さを通さないものを必ず選んでください。

また、全身しっかり防寒することが重要です。

うっかり首だけ防寒を忘れてしまった、足首まで防寒できていなかったとなると、そこから一気に冷えます。

頭から爪先までしっかり防寒し、且つ動きやすい格好になるように注意しましょう。

防寒着は専門店で探すと結構高いので、ネットで安くて口コミの評価の高いものを探すのも出費を抑えるなら大事ですよ。

冬のバイク通勤の防寒対策・頭と首元について

ネックウォーマーやマウラーも首元を温めるのに大事なアイテムなのですが、これだけではあまり防寒はできません。他の防寒具に比べると隙間が空きやすいので、首元は冷やしてしまいがちなのです。

冬はヘルメットをフルフェイスにすると温かい

原付だと恥ずかしいと感じる人もいるかも知れませんが、客観的に見ると防寒をしっかりして顔だけ出して頬を真っ赤にしながら原付を走らせている姿は寒々しいです。

フルフェイスなら首元までっしっかり暖かいので冬は安心です。

雨が降っても顔が濡れないので天候に左右されなくなりますし、安全なのでヘルメットはフルフェイスにしましょう。

顔全体を包めるなら、システムヘルメットでもオフロードヘルメットでも構いません。

また、ヘルメットがあればネックウォーマーがいらないのかといえばそういうことでもなく、併用するのが大事です。

できればネックウォーマーはニットではなく、表がナイロンで裏がボアのものにしましょう。

通気性が低くなるので寒さがしのげます。

冬のバイク通勤・上半身の寒さ対策

次に上半身の寒さ対策ですが、基本的に「上着だけでは寒さが防げない」と考えておきましょう。

ウインタースポーツ用のアウターは非常に有能ですが、ゴワゴワするものが多いので運転しにくいと感じる人もいるでしょう。

そうなるとスリムなデザインのものですが、それがいくら防寒着でもバイクに乗るとやはり寒いです。

バイク通勤に欠かせない冬の肌着

冬にバイクに乗るなら、肌着も温かいものを着用しましょう。吸湿発熱効果の高い肌着は冬になるとよく見かける思います。できれば長袖を選んでください。

年中素材の肌着では、運転中は寒いです。

発熱効果のある肌着を着て、更に防寒の上着を着てようやく安心できるので、バイク通勤を考えているなら洗い替えで何枚か買っておきましょう。

グローブ選びは最も重要なポイント

ここだけは実際に試着などして、操作のしやすさと暖かさをしっかり吟味して選びましょう。

指がかじかむと事故に繋がりやすいので、とても重要なことです。妥協はしないようにしましょう。

冬のバイク通勤は足元もしっかり防寒!下半身の防寒対策

下半身も冷やさないように注意が必要です。

発熱効果のある肌着は下半身用もあります。足首までしっかり温めてくれるものを選んで購入しましょう。

白だと服の隙間から見えたときに肌着間が強いので、黒を選ぶのがおすすめです。

更にアウターも着ることをおすすめします。

ナイロン素材のもので防寒作用のあるものが安心です。

また、ブーツも風を通すものと通しにくいものがあります。

温かいものだとかなり硬くてごついので、運転しにくいという場合は履きやすい靴にインナーシューズを合わせることをおすすめします。

かなり厚みのあるもので、風を通しにくい作りになっているのでブーツなら合わせて履くと防寒になります。

スニーカーなどは冬場はやめましょう。

スーツでの通勤は?バイクに乗る時は安全性の高い服装で

スーツはバイクの運転には動きにくく不向きです。

確かに通勤中からスーツを着ていればとても楽です。アウターを脱げばすぐに仕事に移れるスーツ姿になるので、できればスーツで通勤したいと思う人も、実際にスーツで通勤する人もいます。

しかしスーツには防寒機能もなければ衝撃から体を守るようなクッション性もありません。

また、スーツで通勤するとなると肌着を着込まなければ寒くて運転はできません。

その温かい肌着を着込んで職場へ行くと、仕事中は暑すぎる可能性があります。

私服で通勤すると肌着も着替えのときに一緒に脱げるので、仕事中の室温にも対応可能です。
冬場はスーツは会社のロッカーに置いておくなどして、できるだけ動きやすい服装で通勤しましょう。

こちらも合わせてご覧ください。