車のスピーカーの音割れが気になる場合、修理が必要でしょうか?音割れだと自分では対処が難しいと感じますが、原因によっては簡単に解消できる場合もあります。
まずは音割れの原因を探ってみましょう。もしかすると音を大きくした時だけ音割れを感じてはいませんか?
また音割れと感じているのは、実はビビリ音の場合もあります。音が割れている原因を探って見て対処方法を試してみてください。
明らかに故障が原因と考えられる場合は、無理をせずにプロに修理をお願いしましょう、保証が有効な場合もありますよ。
スピーカーの音割れは修理が必要?自分でできる対策
車を運転する際に、誰にも気兼ねすることなく好きな音楽を大きな音で聴いたり、曲に合わせて大声で歌うのもまた、楽しみのうちの一つだという人も多いかと思います。愛車の外見や内装だけでなく、スピーカー選びもまた楽しいものです。
スピーカーの音割れの原因
スピーカーの音割れがボリュームを大きくした際だけ気になる場合は、車に設置しているスピーカーの想定音量を超えている可能性があります。どんなスピーカーでも、それぞれのスピーカーサイズに合わせた適切な音の大きさの範囲が設定されており、最大音量を超えてしまうことにより、音割れが起きてしまうと考えられています。
これを解消するためには、単純に音を少し小さくするだけ音割れが抑えられるケースがほとんどですが、スピーカーにほこりが溜まっていたり、配線に問題がある場合もありますので、そちらも確認してみることをおすすめします。
スピーカーの音割れで修理が必要な場合
大きな音で音樂を聴いている時以外にも、常にスピーカーの音割れが気になるような場合は、スピーカー自体の修理が必要な可能性があります。新車を購入した場合は別ですが、一台の車に長く乗り続けていたり、中古車を購入して備え付けのスピーカーをそのまま使用している場合などは、スピーカーの部品を交換する時期が来てしまったと考えることもできます。
コーン紙の交換で音割れが解消されることも
車でも使われているコーンスピーカーには、コーン紙と呼ばれるパーツが使われています。こちらが時間の経過とともに段々と劣化してくることによって、正常に音の振動を伝えることができなくなり、結果的に音割れを引き起こしてしまうことがあるのです。
また、スピーカー内部にある振動板という部品の周りに付いているエッジという部品の劣化が、音割れの原因となることも。
素人が安易に修理を行うことはあまりおすすめできませんので、まずは原因を見極めてもらうためにも、はじめからプロに依頼してみたほうがより安心かと思います。
スピーカーの音割れはビビリ音?それなら修理は必要なし
振動を利用して音を鳴らす仕組みであるスピーカーに関しては、些細なことが原因となって上手く音を伝えることができないケースもあります。その代表的なものが、ビビリ音です。もしも、スピーカーのビビリ音が原因で音割れしているように感じるのであれば、特に修理はしなくても、自分で調整を行うことが可能なことも。
車載スピーカー特有のビビリ音をなくすには
車の運転中は常に振動が発生しているため、それによってスピーカー前面に装着されたパネル部分にズレが生じることがあります。僅かなズレがやがて、スピーカーからのビビリ音となって現れることも。
スピーカーの修理が必要かもと思ったら、まず保証を確認
スピーカーに限らず、電化製品にはあらかじめ製造メーカーの保証の対象となる期間が設定されています。スピーカーの音割れへの対処法としては、自分で簡単に行えるものもあれば、修理が必要となる場合もありますが、いずれにせよまずは、保証の対象期間や保証範囲についても調べておいたほうが良いでしょう。
セルフ修理がかえって高くつくことも
現在では、インターネットで調べれば大抵のことは出てきますが、中には自分で簡単に修理できると、セルフ修理を推奨しているサイトもあるようです。専門業者やスピーカーの発売元に修理を依頼するとなると、それなりに修理代がかかることを考えると、できることなら自分で修理して安く済ませたいと考える方がいるのも当然かと思います。
エッジ部分がスピーカーの音割れの原因となる場合の修理方法
なるべくお金も時間もかけずに、スピーカーの音割れを自分で修理したい場合には、素人でも比較的手を出しやすい修理方法もあります。もしもスピーカーの音割れが、エッジという部分の劣化によるものだというケースであれば、そちらを新しいものと交換することによって音割れを解消することができます。
古いスピーカーはエッジの劣化に注意
ウレタン製のエッジは、古くなると手で触っただけでもポロポロを取れてしまうくらい、劣化が進むことがよくあります。
古くなったウレタンをすべて取り除く作業は多少手間はかかりますが、丁寧に行うことで、あとから新しいエッジを取り付ける際により接着剤を密着させることができますので、根気強く行いましょう。接着剤で貼り付けた後は、よく乾かしてから元に戻します。