車の電気系統がつかない!オルタネーター故障の予兆と寿命を解説

最終更新日:2019/12/08

車の電気系統がつかないと、運転に支障が出てしまうこともあるため安全に走行することができなくなってしまいます。

車に関する知識がなければ、一体どんなことが原因で電気系統のトラブルが起きているのかわからないものです。

ここでは、車の電気系統がつかなくなってしまう原因についてお伝えします。実際にそのトラブルが起きる前にどんな予兆が起きるのかについてもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

電気系統のトラブルは、車の走行ができなくなることもあります。安全に車を走行させられるように、電気系統の不具合に関する知識を知っておきましょう。

車の電気系統がつかない!原因について

車の電気系統がつかない場合、まずは以下を確認しましょう。

  • 半ドアでルームランプが点きっぱなしになっていなかったか
  • ライトを消し忘れていなかったか
  • バッテリー上がりを引き起こすようなことがなかったか
思い出してみましょう。

心当たりが全くない場合、オルタネータの故障が考えられます。

オルタネータは車が走行中にバッテリーに電気を溜めるための発電機

通常は走行することで発電された電気をバッテリーに溜め、その電気を利用してエンジンをかけたりカーナビやオーディオを操作することができます。

オルタネータが故障してしまうと発電することができない

バッテリーに充電せれないので、バッテリー内の残りの電気を使い果たしてしまうと燃料の噴射もできずに走行不能になり、エンジンをかけることができなくなります。

車が古くなってくるとオルタネータも経年劣化で故障することが多いので、カー用品店やガソリンスタンドなどでこまめにバッテリーチェックをして十分に充電できているか確認すると故障しても早めに気付くことができます。

車の電気系統がつかないときは予兆がある!警告灯をチェックしてみよう

車の電気系統が完全につかなくなってしまってエンジンがかけられなくなってしまったら、その前には気付くことができるような予兆があったはずです。

メーターパネルに警告灯が点いていませんでしたか?

走行中に赤のバッテリーのマークが点灯

電気系統のどこかに異常があってバッテリーに充電される量が不十分で、バッテリー内の電気の残量が少なくなっていることを示しており、そのままにしておくと走行不能に陥ります。

ただ点灯していたのか、それとも点いたり消えたりしていたのかでもどの部分が故障しているかを探るヒントになるので見逃さないようにすることが大切です。
メーターパネルにはいくつかの警告灯がある、警告灯には赤いものとオレンジがかった黄色のものがあることを知っていますか?

オレンジがかった黄色の警告灯

点いた場合は、緊急性はないものの不具合が生じている場合に点灯します。
できるだけ早く点検に出しましょう。

赤の警告灯が点いた場合

緊急を要する不具合が生じた時に点灯します。
走行不能になる可能性が高いため速やかに車を安全な場所に停車させ、ロードサービスを呼んでレッカーしてもらうなどして、ディーラーや整備工場などで見てもらいましょう。

オルタネーターが原因で車の電気系統がつかない?音で予兆をチェック

オルタネータが故障してしまった時には、ほとんどの場合でいくつか予兆があるので見逃さないように注意しましょう。

ディーラーや整備工場での点検・修理を依頼する時には、どんな些細なことでも構わないので予兆や気になることを伝え、原因を早く判明させることに繋げましょう。

不具合が出てきた時に最もわかりやすい予兆はバッテリー警告灯

箱の中に+-が書かれたマークで赤のランプが点灯し、メーターパネルに表示されます。

走行中にバッテリー警告灯が点灯した場合

オルタネータが故障している可能性が非常に高いため、何日か前からついたり消えたりを繰り返したり点灯し続けている時には、バッテリーの中の電気を使い切って走行不能になってしまう前にできるだけ早く点検に出してください。

オルタネータではなくバッテリーの不具合という事もありますが、必要な電力がないことを表しているので、走行不能になる可能性が高くなります。

エンジンをかけるときの音

ベルトを回してキュルキュルという音が出ていますが、いつもと違う音が聞こえた場合は、ベルトが緩んだり切れかかっていることがあります。
オルタネータもこのベルトに繋がっているので、ベルトの不具合で発電がうまくされないことがあります。

ライトやオーディオの不具合

走行中にも関わらずライトが暗くなったり、オーディオの音量が不安定になってきます。

車のエンジンがなかなかかからないときはオルタネーターの不具合の予兆かも

車のエンジンをかける時に時間がかかったり、かかりにくいと感じることが続いた時もオルタネータが故障している予兆かもしれません。

  • バッテリーが劣化してエンジンがかからなくなる時と同じように、バッテリー内の電気の残量が少なくなっているためにエンジンのかかりが悪くなってしまいます。
  • 走行中にアクセルを踏んでも思うように加速していかないと感じる場合にも、電圧が低下してしまっているために点火装置の働きが悪くなってしまっていることがあります。
些細な予兆でも、気になるような症状が何かある時には、そのままにはせずに早めに点検に出すようにしましょう。

これらの予兆を見逃して修理が間に合わないと、ある日突然エンジンがかからなくなり、走行不能に陥ります。

セルが完全に回らなくなってキュルキュル音がない場合は、セルの故障やバッテリー上がり、オルタネータの故障などが考えられます。

なかなか原因がわからす、バッテリーを交換、セルモーターを交換、オルタネータを交換となってしまうと費用も時間もかなりかかり、不安も増してしまいます。
予兆を感じてディーラーや整備工場に伝えることで、オルタネータの故障とすぐにわかり、時間も出費も抑えることができます。

車のオルタネーターの寿命は何年?走行距離や耐用年数について

オルタネータの故障のほとんどは経年劣化によって起こります。

経年劣化といっても、使用状況によって変わってきます。
走行距離の多い方や暖機運転が多い方、都会で渋滞にはまることが多い場合は、年数がそこまで長くなくても故障する場合があります。
夜の走行が多かったりオーディオをよく使う場合も、負荷がかかっているため故障しやすくなります。

古い車に付いている以前のオルタネータの寿命は約10年、およそ10万キロと言われていました。
技術の進歩で、最近では20~30万キロといわれるほどに寿命が長くなっています。

寿命が長くなっていても故障の可能性が高い部品なので、年数の経った車に乗っている場合は予兆に気付けるように日頃から注意することが大切です。

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